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東京原点回帰

見聞 ] 2018/08/01(Wed)


東京へ、日帰りで展覧会を3つハシゴする... というのはハードだ。
しかも、猛暑の続く過酷な季節に...


最近は3か月に一回位上京するが、いつも日帰りだ。

東京を離れて、もう15年が過ぎた。
上京の度に、アウェー感は増していく。







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しかし、山あいに篭っていては感じえない刺激を時々ここへ探しに来る。
今回は、造形の原点回帰とでも言ったところか.... 

展覧会は数々あれど、選んだ結果がこうなったに過ぎない。







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昨年、信州茅野にある尖石縄文考古館で、国宝“縄文のビーナス”を見た。

それは、縄文時代に対するイメージがだいぶ変わるきっかけではあったが
特別展“縄文 1万年の美の鼓動”では、古来、日本民族の育んできた造形美の
表現が、かくも伸びやかに、多彩に、自由に展開していたのだという事に驚かされた。

これも縄文?   これが土偶?








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東京国立博物館は、ユリノキの博物館と言われるほど
その立ち姿は、いつ見ても素晴らしい。

ここへ来ると、必ずこの木を見上げる。
今ではこれが、東京原点回帰の私のきまりとなった。








木曽の桧笠

見聞 ] 2018/03/04(Sun)


蘭桧笠の製作実演である。

蘭(あららぎ)は南木曽の地区名で
江戸中期に飛騨から伝わった桧笠(ひのきがさ)の産地である。

このところ毎年、上松技術専門校の“ひのきの里の技能祭”の日に、実演販売をお願いしている。
非常勤講師の私は、隣のコーナーで箸削り体験を担当する傍ら、撮影をさせて頂いた。

“顔は写さんでいいよ... ” と、念を押される。








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ひのき材を薄く削り、短冊状に細長くしたもの(ひで)を
網代に編んでゆく。








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手際よく、編み笠の円錐型が徐々に形づくられてゆく。

昔から畑仕事などで使われ、良く晴れた日には通気性を発揮し
雨天にはひのきが水を含んで膨らみ、雨を通さない。

軽くて丈夫な優れものである。








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竹で補強をして、縁をつけてゆく。

ひのきによる抗菌作用の効果もあるとかで
“かぶる森林浴” などとも言われているらしい...








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すでに、桧笠は小ぶりのものを持ってはいたが...

今回、てっぺんに小笠(丈夫にする為、さらに細かい編みを施したもの)をつけた
“上九天” という大きな笠を手に入れた。

三角形の結び目は“せみ”と呼ばれ、魔除けや雷除けの意味があるという。








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               (写真:澤田正春“あのころの木曽路”より・1962年頃撮影)

かつて、木曽路ブームの火付け役となった文芸写真家の澤田正春の
残した写真にも度々登場するこの桧笠...

澤田が書いたように、もう木曽には “笠に木の葉が舞いかかる... ”
というような風情は、なくなってしまったかもしれないが
この桧笠をかぶると、束の間、その時代の木曽にスリップできるかも...









酸っぱくない経験

見聞 ] 2017/07/17(Mon)


連休の中日に 知多半島の半田へ行く。
お客様との打合せだったが ついでにミツカンミュージアム見学。

午前中に仕事を終え ミツカンへ向かう。
出張&観光 半々の半田紀行。







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普段は予約制で有料のところを この連休中は無料開放。
暑いし 人多い 連休だから仕方ない。







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職業柄 道具には目がとまる。
古い道具類は 作るものが巨大な桶や樽だったからか どこか大味に見える。

これらを使いこなしていた手は ごっつごつい手だったに違いない。







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酢づくりの職制の説明書きにも 目がとまる。
写真右上の ホチ(小僧)という表示にドキッ。

なぜ最も下っ端の小僧さんを “ホチ”と呼ぶようになったのか?
何かを知ることで 新たに知りたいことが必ず増える。







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2年前に半田・常滑を訪れた際 ミツカンミュージアムはオープン直前だった。
黒いシックな建物の外観を見ながら いつか中に入りたいと思っていた。 

念願かなって 半田と酢の歴史を知る。








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ミュージアムの外は 黒い塀の建物が運河沿いに並ぶ。

半田運河沿いを河口へと向かうと 衣浦港へ至る...
海に近い土地へ来たら 海を見ずして帰るわけにはいかない。







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山間に住むエセ田舎人は 海を欲する。
エセ田舎人 都市部でひと仕事終え 海を見て安堵する。


味ぽんは好きですかぁ~







第3回 全国木育サミット in 信州しおじり

見聞 ] 2016/03/11(Fri)



東日本大震災の日に開催された 全国木育サミット ...
冒頭の1分間の黙とうから始まった。

なぜ今日なのか? という疑問があったが
今日、その理由がわかった。

C.W.ニコル氏の特別講演 「心に木を植える」
素直に心に沁みました。


塩尻で良かった。








雨ふり参洛

見聞 ] 2015/04/15(Wed)
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和風家具金物とか、摺り用生漆とか、ふだん京都から買うものは多い。
以前は、東京にも清水商店という和金具店があったが、6~7年前に閉店してしまった。

京都には、まだ質の良い手づくりの和金具を扱う店がある。
暇のいる話だが、足を運んで実物を見る。

現品限りとか、もう作る職人がいないとか、そんなものが多いけど
しつこく話をすると、奥の棚からお宝ものが出てきたりもする。








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漆は、日本産と中国産を合わせたものを使っている。

良質な日本産の利点と、中国産の安さとのバランスで使っているが
最近、中国産の漆の高騰で、価格が結構上がってきた。









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京都は何年ぶりだったか... ?


この際だからと ひたすら歩く あるく。

花もおわり じとじととふりつづく 雨にもまけず...
大挙して押し寄せる 外国人観光客にもまけず...








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三条へいかなくちゃ   

三条堺町の                  

イノダっていうコーヒー屋へね...  
         









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仏像を拝みに広隆寺、六波羅蜜寺。

行きたいところはまだまだあるけど、時間に余裕はなく...



またのお楽しみ。










花より仏像

見聞 ] 2015/02/26(Thu)
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まだまだ寒い信濃の国から、梅満開の伊豆国へ。

梅どころか、桜も咲いていました。
梅まつり開催中の熱海梅園は、平日なのにものすごい人波...


その人波をかきわけて、向かったのは梅園敷地内の一番奥にある
澤田政廣記念美術館。






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目的は、花ではなくこの美術館。

熱海出身の彫刻家澤田政廣の仏像、人物彫刻をはじめ
絵画、コレクションなどが展示されています。







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前述の平櫛田中と同様、美術館の外には
遺品となった大きなクスノキの原木がありました。



先だって、ある方からのご注文があり
仏像を安置するための、厨子の制作をお引き受けしました。

後になり、その仏像が澤田政廣作だと伺って少々狼狽しましたが
制作のヒントを得るために、南国熱海へ走りました。



梅の美しさも相まってか... インスピレーションわきました。

こころして仕事にとりくみたいと思います。









おのぼりさん

見聞 ] 2015/02/05(Thu)
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一日おのぼりさん。 

あっちへこっちへと、都会的速度で歩き回る。
五島美術館... 国立博物館...


特別展 みちのくの仏像

東北のお寺から御出でた仏像を、東京で見る。
便利です。

でも、都会は無間の雑音に支配されていて
博物館で一体の像と向き合うのも難しい。

唯一、静寂を感じるのは博物館のバックヤード。
ここで目を閉じ、展示室の残像をもう一度おがむ。



やはり、現地のお寺へ行かないと... 






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